トヨタの板金塗装･修理実績 | トヨタ･セリカ・リフトバック(初代セリカ,昭和50年製造)のフェンダーとドアの凹みとキズ | 和光自動車

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Toyota Celica Liftback (LB1600GT)　

　トヨタ･セリカ・リフトバック(初代セリカ)の
　フェンダーとドアの板金塗装修理。
　製造は1975年とのことなので、
　40年前の車両になります。

　破損の詳細。
　ドアは画像のように凹んで広範囲に歪みが
　ありました。
　フェンダーはドアに接する部分のエッジの頂点が
　潰れていました。

　車内に作業の粉塵が入らないように、
　ドアの開口部には専用のビニールで養生してから
　作業を行いました。

　ドアのあらかたの板金が終わったところ。
　ドアのプレスラインはこの時点で
　ある程度復元してあります。

　板金が終わったところでパテ付け。

　今回、ドアの歪みが広範囲だったこともあり、
　ドアを外してパテの研磨作業を行いました。

　ドアが外れたセリカ・リフトバック。
　この状態で、フェンダーのほうも修理しました。
　

　パテがある程度研げたところで、ドアを組み付けて、
　フェンダーとドアの「プレスライン」が合うように
　最終仕上げの研ぎを行いました。

　この時点で、車体に下部に貼られていた
　ストライプテープは剥がしておきました。

　パテがキレイに研磨できたところでサフェーサーを
　ペイント。
　フェンダー側のサフェの塗装範囲をなるだけ小さく
　するために、先にドアを吹いて、後でフェンダー側の
　サフェを塗ることにしました。

　フェンダー側にサフェ入れするところ。

　フェンダーとドアにサフェ―サーが
　入りました。

　サフェの乾燥後にそれを平滑に研磨。
　下地が整ったところで、本塗りのシルバーを
　塗る準備を開始します。
　
　本塗りのほうも、シルバーの色違いを最小限に
　するために、先にドアのほうへシルバーを入れて
　から、フェンダーの色決めを行いました。　

　ドアとフェンダー、それぞれに銀が入ったところで
　仕上げのクリアを2パネル通して塗装しました
　
　このセリカの色は、当時のシルバー色ではなく、
　ベンツの744シルバーで塗られていました。　

　塗装の乾燥後に、鏡面仕上げのバフ磨きをし、
　外していた部品を全て組み付けて完成。　

　フェンダーミラー、アーチモール、ウィンカー
　なども外して作業したので、部品の際も
　キレイに仕上がっていると思います。

　ドアとフェンダーの下部に貼ってあったストライプも
　無事に貼り付けできました。
　下はお客様にお渡しする前の画像です。
　この車両は関西でレストアされたばかりとのことで、
　まるで新車のようなコンディションでした。
　全塗装車は、何かあった時はその仕上げた店で
　修理するのが一番だと思いますが、お店が関西で
　遠方という理由から、弊社で修理することになりました。
　なんとかキレイに仕上げることができて良かったです。
　弊社は東京下町の板金屋です。腕のいい、
　上手な工場を目指して日々精進しています。


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