アウディの板金塗装・修理実績 | アウディ・RS2 (ポルシェ製) のフロントバンパーの割れ破損修理 | 東京 荒川区の和光自動車

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Audi RS2 Avant (Typ2862)

 アウディ・RS2・アバント (2862) の前バンパーの
 割れ破損修理。
 RS2・アバントは、当時アウディがポルシェに
 製造委託をして作られた車です。
 フロントバンパーの割れ破損の詳細。
 このバンパーは現在は生産廃止。
 ちなみに最後に出荷された時の価格は、
 前バンパー本体のみで¥392,000+税 だった
 ようです。
 破損部を上から見たところ。
 前フェンダーがヘッドライト側に押し込まれて
 いました。
 バンパーを外して修理を開始。
 お客様が割れた破片を全て回収してくれて
 いたので、それを使って復元修理することに
 なりました。
 割れていたバンパーを接合。
 これは、バンパー内部に組み込んである
 車体と繋げるためのバンパーステーです。
 破損による衝撃で変形していました。
 これも部品が製造廃止のため、叩いて
 修理しました。
 バンパーの外れたアウディ・RS2・アバント。
 前フェンダーが奥に入っていましたが、
 フェンダーステーが潰れて、ヘッドライト側に
 引き込まれているようでした。
 フェンダーステーも製廃のため、
 これも板金で対応。
 ステー類を組んで、
 前バンパー、ヘッドライトなどを仮合わせ。
 
 チリなども問題無いようでした。
 無事に着くことが確認できたので、
 再びバラして、それぞれの部品の表面を
 キレイに整形していきます。
 整形の終わった各パーツに下地の
 サフェーサーを塗装。
 下地の終わった部品にボディ色の
 ホワイトをペイント。
 今回、バンパーだけは部分塗装で
 仕上げています。
 外していた全ての部品を組み付けて完成。
 奥に入っていたフェンダーのチリも
 キレイに揃いました。
 このRS2は、当時、ポルシェで製造されて
 いたことで知られているベンツ・500Eと
 同じ製造ラインで作られたそうです。
 ポルシェに乗られている方ならすぐに分かる
 RS 2 のフォント。
 現在のアウディのRSシリーズは、ポルシェの
 カレラRSなどから来ているネーミングだった
 ようです。
 このミラーの形状もポルシェを
 知っている方ならピンと来るはず。
 ホイールはポルシェ911(964)後期のホイール。
 ブレーキは928・S4用のポルシェのロゴ入りの
 赤いキャリパー(ブレンボ製)。
 エンジンのヘッドや、エンブレムにもポルシェの
 文字が入っていました。
 弊社は東京下町の板金屋です。腕のいい
 上手な工場を目指して日々精進しています。




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