家具の修理実績 | 20年以上前のアントチェア・3101(フリッツハンセン製),5脚の塗装修理 | 東京 荒川区の和光自動車鈑金 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
東京都荒川区の車のボディ修理専門店です.東京23区を中心に,車の擦り傷・ヘコミ修理・事故車の修復,保険での修理にも対応します | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ホーム__|__修理実績__|__Q&A__|__和光自動車の評判__|__案内地図 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
wako-car.co.jp ホーム >> このような車を直しています >> 家具の修理例紹介 >> ●家具・5 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
The ANT (Arne Jacobsen, FritzHansen) アリンコ・チェア(アント・チェア)の塗装修理を行いました。 デンマークのフリッツハンセン社製で、型番は「3101」。 5脚まとめてのご依頼でした。 1998年に製造された椅子です。 下は、弊社に届いた時の記録画像になります。 ヤマト便の家財宅急便での発送で、 梱包はヤマト運輸のほうで行ったようです。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
修理前の詳細。 5脚とも全体にキズ、エッジの欠けが多数あり、 塗装も微妙にくすんで黄変していました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
お決まりの座面裏のキャップの画像。 弊社では、セブンチェア、アントチェアは、 かなりの数を修理していますが、、、 このキャップは年代によりデザインの違いが あるようです。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
椅子の裏に貼られていた年式のラベル。 こういったラベルはボロボロでも貼ってあるだけで 意味があると思うので、丁寧に剥がして 再貼り付けすることにしました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
車の傷直しと同じく、まずはキズのエッジを研磨で 落として滑らかにします。 下は、専用のパテを付け終わった画像。 黄色いパテがついている部分に キズや欠けがありました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
座面のキズ修正が終わったところで、 下地のサフェーサー塗装の準備をしていきます。 今回の椅子の塗膜は、黄変してはいたものの くすみはごく表面的な層だけで済んでいたので、 全体は軽い研磨だけにとどめました。 木でできている家具は、木目が出るまで研磨をすると 木の導管が露出してくるため、「木目の目止め処理」が 必要になります。 元の色の層を木目が出ない程度に残せるなら、 それが木目の目止め代りになるので、下地作業が かなり楽になります。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
サフェ入れは、一脚づつこのように台に乗せ 背面と座面、一度にサフェーサーを塗りました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
サフェサーを塗ったところ。 サフェーサーはキズの部分だけでなく全体に 通して塗っています。 このまますぐにホワイトを塗れそうなくらい 綺麗な下地ができました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
下地のサフェーサーを完全乾燥させ、 それを平滑に研磨したところ。 その後、本塗り塗装の準備をしていきますが、 今回は初めての試みで、本塗り塗装を 背面と座面の2回に分けてペイントしてみました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スチールの脚部を脱着して、背面だけ 先に本塗りのホワイトを塗ります。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
背面に本塗りのホワイトが入りました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
背面のホワイトが完全乾燥したところで、 外していたスチール製の脚を組み 座面の塗装の準備をしていきます。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
座面にも本塗りのホワイトが入りました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
塗装が仕上がったので、最後の仕上げに 入ります。 こちらは裏面のラべル。 できるだけ丁寧に剥がして、両面テープを貼り、 再使用しました。 下の画像は、ラベルを貼り付け、キャップを 組んだところ。 今回ご依頼の椅子は、4脚が1998年製で、 1脚だけ、1999年製のラベルが貼られていて、 その1脚だけには色名のシールも貼ってありました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
完成した「アントチェア」。 色は、オリジナルのままのホワイト。 艶は微妙な艶消しで仕上げました。 キレイになりました。 1998年製の椅子が甦りました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今回は、仕上がった椅子をお車で 取りにこられたので、このままの状態でお渡し しました。 (お車が「プジョー406クーペ」なので心配しましたが 無事に全ての椅子を積むことができました) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
弊社は東京下町の板金屋です。腕のいい、 上手な工場を目指して日々精進しています。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
有限会社 和光自動車鈑金 〒116-0011 東京都荒川区西尾久5丁目23−6 TEL 03-3800-7005 、 FAX 03-3800-4054
Copyright c 1998〜2016 Wako Car Tokyo Allrights Reserved. |