家具の修理実績 | 40年以上前のセブンチェア・3107(フリッツハンセン製),4脚の塗装修理 | 東京 荒川区の和光自動車鈑金 |
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SERIES-7 (Arne Jacobsen, FritzHansen) セブン・チェアの塗装修理を行いました。 デンマークのフリッツハンセン社の椅子です。 型番は「3107」。 4脚まとめてのご依頼でした。 |
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この椅子は40年以上前にお父様が購入された品、 というお話でした。 当時はかなり高かったと思います。 |
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4脚とも全体に塗装が劣化ぎみで黄変していて、 表面にはヒビもあり、傷やエッジの欠けも 数えきれないくらいありました。 |
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こちらは、椅子の座面側を直しているところ。 車の傷直しと同じく、キズのエッジを研磨で 落として滑らかにしてから専用のパテを 付けていきます。 |
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座面の傷の修正が終わったところで、 下地のサフェーサー塗装の準備をしていきます。 |
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サフェサーを塗ったところ。 サフェーサーはキズの部分だけでなく全体に 通して塗っています。 このまますぐにホワイトを塗れそうなくらい 綺麗な下地ができました。 |
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この段階で、座面と、脚を分離します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
脚部が外れた状態のセブンチェア。 近年のセブンチェアと違い、古いセブンチェアは座面と 脚の接続部がウッドで作られているためかなり頑丈です。 (近年のものは接続部がプラスチックのため、 そこが劣化して破損するという弱点があります) |
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分離した脚部。 脚の錆がどれも酷い状態でした。 |
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今回、お客様から 「できる範囲でいいので、サビ落としもお願いしたい」 とのお話だったので、小型のバフを使って、 サビの研磨を行いました。 |
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サビ取りが完了。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
こちらは、汚れを洗浄して保管していた 裏面のキャップです。 |
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お決まりの座面裏のキャップの詳細画像。 弊社では、セブンチェア、アントチェアは、 かなりの数を修理していますが、、、 このキャップは年代によりデザインの違いが あるようです。 |
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下地のサフェーサーを平滑に研磨して、 本塗り塗装の準備をしていきます。 より良い仕上げのために2工程でペイントしました。 |
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まず背面側に本塗りのホワイトをペイント。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
他の3脚にもホワイトをペイント。 この後、色をしっかり乾燥させ、 座面側を塗る準備をしていきます。 |
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座面側のペイントも完了。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
完成したセブンチェア。 40年以上前の椅子が甦りました。 |
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色は、現在のフリッツハンセンの色ナンバー 「100番」で塗りました。 現行で売られている、白のアントチェア、セブンチェア と同じ「ホワイト」になります。 艶は新品と同じ微妙な艶消しで仕上げています。 |
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オマケ画像。 お客様は遠方の方でしたので、完成後に 宅急便でお送りしました。 まず、色を塗った部分が段ボールで汚れないように キレイなマスキング用のペーパーで囲いました。 |
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向かって右下に巻いてあるのは 「タッチペイント用のボトル」です。 塗った色の余りを差し上げました。 |
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さらにダンボール箱に入れて梱包完了。 この状態で発送しました。 弊社は東京下町の板金屋です。腕のいい、 上手な工場を目指して日々精進しています。 |
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