ポルシェの板金塗装･修理実績 | 911･カレラS･PDK(997), 純正ホイールのガリ傷 | 東京荒川区の和光自動車鈑金

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Porsche 911 Carrera S PDK （997)

　ポルシェ・911・カレラS PDK (997) のホイール修理。
　1本はガリ傷の修理で、2本はクリアが
　磨耗していたのを修理しました。

　下の画像は、右リアのアルミホイールの
　ガリキズ詳細。

　フロントホイールのクリア磨耗の詳細。
　「ﾎｲｰﾙを綺麗に洗っても、ｴｯｼﾞの部分だけが
　何故かすぐに黒くなってしまう」というご相談でした。
　現物を確認してみたところ、左右の前ホイールだけ
　スポーク部のエッジのクリアが減って、
　ｼﾙﾊﾞｰの層が出てしまっているようでした。

　ホイール修理は車から外して行いました。
　前後ﾀｲﾔを比較のために並べて写真を撮って
　みました。
　左がリアタイヤ、右がフロントタイヤ。
　もちろんどちらも純正です。
　フロントタイヤは細く見えますが、サイズは
　235/35ZR19 もあります。
　リアは、295/30ZR19 。　普通のカレラSで
　「295」ですからね。凄いです｡

ポルシェ･911･カレラS･PDK(997)のホイールを外して洗浄しているところ

　弊社のホイール修理は、必ず洗浄してから
　行っています。

　洗浄時に製造国の刻印を見つけました。
　997の純正ホイールは、イタリア製のようでした。

　洗浄後にフロントホイールを確認。
　やはりエッジ部が減って下地が出ているようでした。
　ｺﾝﾊﾟｳﾝﾄﾞの入っている磨き剤を使って
　掃除すると、こびりついたブレーキダストなども
　簡単に除去できますが、エッジの立っている部分などは
　下地が出やすいので注意が必要です。

ポルシェ･911･カレラS･PDK(997)のホイールのガリに専用のパテを付けたところ

　こちらは、ガリ傷のあった右リアホイール。
　アルミ用のパテで成形しました。

　アルミ用のパテを研磨した後に
　サフェーサーを塗装。

　シルバーを塗りあげたポルシェ純正ホイール。
　左のリアホイールだけは無傷だったのですが、
　色味の統一のために塗って下さい、とのことだったので
　今回は一緒にペイントしました。

　塗りあがったホイールの詳細。

　塗装乾燥後に車に組み付けて完成。
　
　こちらは右フロントホイールです。

　こちらは右リアホイールの詳細。
　
　下はお客さまにお渡しする前の画像です。
　997はPDKが採用された頃にマイナーチェンジしたようで
　ヘッドライトとテールランプの意匠が変わっています。
　テールランプはLED仕様になったようです。
　
　弊社は東京下町の板金屋です。
　腕のいい、上手な工場を目指して日々精進しています。


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