黒蓮。[THE architecture] 川口通正氏の建築作品紹介ページ。掲載誌紹介。

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1階の外壁はコンクリートに自然オイル黒塗り。 2階はガルバリウム鋼板貼り。現代的な素材を使って日本的な表現をしている。黒い3枚引戸の奥には、外庭のスペースがある。そこから見上げると、空と大木が見える。

1階座敷とホール。そして、中庭を見る。コンクリートの塀の下部には、風通し用の巾60㎜の縦スリットが設けられている。中庭開口には格子片引き網戸が両端に目立たないように用意してある。

2階食堂、台所。格子窓の外には道路の反対側の大木が緑濃く、眺められる。（借景）床も壁も全て板貼り自然オイル黒塗り。テーブル、椅子（下部収納）も木材でつくられている。

中庭見下ろし。この中庭は台形をしている。この敷地で、いちばん太陽光を感じやすい形態にした。中央のモミジは株立ちを植えている。奥の高窓からは冬の光を彩り込んでいる。

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※1. 各建築の解説は、川口通正氏本人によるものです。

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通正	川口通正建築研究所

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