フェラーリの板金塗装･修理実績 | 360モデナ(その2)のチャレンジグリルの凹みと, 純正リヤバンパーの割れ | 東京の和光自動車鈑金

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　Ferrari 360 Modena (part 2)

　フェラーリ・360・モデナ修理(その2)です。
　このページは前編の「その1」があります。←クリック
　
　前回の続きです。バンパ―の建て付けが確認できたので
　リヤバンパ―の表面を直していきます。

　割れている部分は裏からガッチリFRPを貼りこんで
　いますが、念のため、表面にもFRPを貼りこみました。

　フロアに仕込んである、ロアウィングによって裂けた
　部分の表面にもFRPを貼りこんでいきます。

　FRPが硬化したのを確認後に、FRPに馴染むパテで
　表面を整形していきます。

　表面が整形できたところで下地のサフェーサーを塗装。

　白くサフェ―サーが入っているところには
　なんらかの割れ、ヒビ、傷がありました。

　乾燥させたサフェーサーを平滑に研ぎあげ、
　先にロア部分の艶消しブラックをペイント。

　艶消しブラックをしっかり乾燥させ、
　その後にボディ色の黒メタリックをペイントする
　準備をしていきます。

　ボディ色のネロデイトナ･メタリック(色番号：506)を
　ペイント。キレイに塗り上がりました。

　チャレンジグリルもペイント。
　こちらは艶消しブラックで仕上げました。

　リヤフェンダーの凹んでいた部分にも
　ボディ色のネロデイトナ･メタリック(色番号：506)を
　ペイント。
　今回はお客様の希望もあり、後フェンダーは
　部分塗装で仕上げました。

　こちらは前バンパ―下部のフロアカバーです。
　リヤの破損時と同時にお腹も擦ったようで、
　このカバーも割れて地面に引きずっている状態でした。

　一番酷く割れていた部分。
　完全なくなっていました。

　こちらは上記の欠損部分の反対側。
　以前にも割れを直していたようで、アルミ板をリべットで
　付けて、取り付けできるようにしてありました。

　割れていた箇所をFRPで作成したところ。
　アルミ板をリベットで付けてあった部分も
　FRPで作り直しました。

　大きく欠損していた部分のFRP作成の詳細。
　車体側に段差があるのに合わせて、
　小さな段差もFRPで再現しておきました。
　右側のヒダのような部分はFRPの繊維です。
　完全乾燥後に、切り落として整形します。

　FRPの完全乾燥後に、艶消しブラックを部分塗装
　して完成。

　こちらはフロアカバーを受ける側の取り付け部
　左端の1か所が割れていました。

　上記の割れていた部分もFRPで取り付け。
　この後に取り付け穴を空けて、
　フロアカバーを取り付けしました。

　修理していた全ての部品を取り付けして完成。

　酷く凹んでいたチャレンジグリルも復活。
　アルミ製のリヤフェンダーもキレイに直りました。
　タイヤハウス側に飛び出してバンパーの建て付けも
　うまく収まっています。

　右側のチリも左側とバランスが取れています。

　前バンパ―の端の建て付けもフロントバンパーを
　脱着して調整したので左右で揃いました。

　大きく欠損があったフロアカバーも
　無事に取り付けできました。

　この度は東京下町の板金屋・和光自動車鈑金を
　ご利用頂きありがとうございました。
　今後も腕のいい、上手な工場を目指して日々
　精進していきます。

有限会社和光自動車鈑金
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